カベルネフラン 2022

いざわの畑の自園の樹齢7年のカベルネフランから作った赤ワイン。4ヴィンテージ目。東御市のワイナリー「アルカンヴィーニュ」で醸造。ステンレスタンク醗酵、オーク樽熟成。アルコール度数13%、容量750ml。生産本数1006本。2024年2月発売。

カベルネ・フランは比較的冷涼な気候を好むため立科でも完熟したぶどうが収穫できます。2022年は病虫害の被害も少なく良質なぶどうがたくさん収穫できました。ぶどうの良さを活かし野生酵母による醗酵、無濾過無清澄、わずかな亜硫酸添加で瓶詰しました。この年は熟成に使用するオーク樽の一部に新樽を使うことで樽の風味を少し引き出す造りを試みました。

色合いは澄んだガーネット。ベリーなどの果実にハーブ、スパイス、腐葉土、バニラ、カカオなど多様な香りが広がります。果実の甘味にやわらかな酸、滑らかなタンニンがバランスしたエレガントな味わいにオークの複雑味が加わりました。しっとりとした口当たりで飲み飽きません。

数年熟成することでより円やかになり旨味が増してきますが、早めに飲む場合には数日かけて飲むことをお勧めします。開栓1日目は果実味や酸、骨格を楽しめ、2,3日経つと硬さがとれて一体感が増してきます。1週間くらいかけて味わいの変化をお楽しみください。
脂が少なめの牛肉や豚肉、鹿肉、馬刺しなどとの相性がよく、ハーブやスパイスの効いた料理とも合います。



※お酒は20歳になってから。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
  • 3,600円(税込3,960円)